2020/01/24 14:16

tsuitachiのオオバです。


とうとう旅のブログを書きはじめます。
最初は2014年(古い!)のゴールデンウィークに行ったチュニジアのことを。

6年前のことだけど、すごく印象深くて、覚えていることも多くて、自分の中でも残しておきたい、そんな旅だった。


その当時、普通に会社員だったわたしは、仕事の移動中や休憩中にGoogle mapを眺めていたり、世界一周の旅をしている人のブログを読み漁ったり、いつも次はどこに行こうかと妄想ばかりしていた。

仕事も忙しいけど好きだったし、趣味もほどほどにあり、それなりに充実していたけど、やっぱり旅のことを考えている時が一番満たされていた気がする。


そんな時に見つけたチュニジアの情報。
砂漠や遺跡や白い壁の街、未開の地アフリカ大陸、いろんな要素が相まって、気になる存在になっていた。

ゴールデンウィークの旅の計画は大体年明けに一緒に行く友達にここはどうと提案して、プランを考えて、2月には航空券手配、3月にはホテルなど予約関連をすますぐらいのスケジュール感。

ゴールデンウィークといってもピークは高いので、少し早めの4月末出発、そこから2週間ほど旅をして、ゴールデンウィーク明け少しして帰国。

必然的に仕事を休まないとな日が出てくるので、毎年早めの根回しはかかさない。
休みが長い分、根回しは本当に大切。
まずは旅好きキャラを定着させ、ゴールデンウィークは当たり前のようにいないもなのという存在になる。
今年オオバはどこ行くでしょうと余興的なクイズを出して、周りの人を楽しませる。
(チュニジアは本当に当たらなすぎた)
もちろんお土産とお土産話は必須。

文字だけ見るとなんだかめんどくさそうと思うかもしれないけど、楽しい旅をするためには、旅の間出来るだけ仕事のことを考えないことも重要なので。


と、前置きが長いですが、こうやって毎年2週間の旅をしていました。


ちなみにチュニジアはリビア(エジプトの左)とアルジェリア(モロッコの右)の間、すぐ上はマルタやイタリアなど明るい感じのヨーロッパ。

近いこともありヨーロッパの人がバケーションなどでよく来るらしい。


チュニジアへはトルコ航空でイスタンブールを経由して首都のチュニスへ。

ちょうど1年前にトルコに行っていたので、少しだけ懐かしい気持ちに。



チュニスの空港から市内まではバス。

とはいえ空港を出た瞬間にタクシーの運転手にタクシー乗らない?と囲まれる。

さっそくチュニジアのぼったくりの洗礼か!

と思いつつ、この手のしつこさはトルコで経験済みなのでNO!BUS!とあしらってバスで市内へ。


ホテルについて荷物を置いて、さっそくチュニスの旧市街へ。

チュニスについて一番びっくりしたのが、車どおりが多いのに信号がない=道を渡れないということ。

地元の人がさらりと車と車の間をぬって通るのに必死について行く。

とはいえ最後までこの横断は慣れることがなかった。


旧市街メディナはおみやげ物屋さんや生活用品屋さんが迷路のように広がっていた。

ここに行きたいのに行けない、あの店に戻りたいけど戻れない、など右往左往しながら探索。


露店で食べたフリカッセというロールパンサイズの揚げパンにオリーブやツナが挟まったやつがおいしかった。

1個30円くらいと物価安も実感。


途中、モスクの近くの土産物屋の前でおじさんに、メディナを見下ろすことができるビューポイントあるよ!カモン!と言われる。

これはチュニジア的押し売りにつながる入り口か!と思いつつ、なんとなく好奇心が勝ち付いて行ってみる。

建物の階段をあがってあがって、途中絨毯屋のあるフロアを通り過ぎ、これは絨毯売りの策略かぁと思いつつ屋上へ。




屋上はさびれた色のタイルで作られていて、好みな色合い。


もちろん見下ろして見える風景も、砂漠の国感があり、ものすごく美しいというわけではないけど、不思議と心ひかれる。

写真で見るとそんなにだけど、異国感があってずっと見ていられました。



風景をぼーっと眺め終わり戻ろうとすると、待ってましたとおじさんが、俺の店も見てってよ~と。
やっぱりなぁ、と思いつついちおここまで連れてきてくれたしと思い付いていく。
おじさんは階段を下り絨毯やはスルーして建物を出て隣の建物の1階の2畳くらいの狭い店へ。
心の中で、おっさん他人の建物の屋上勝手に見せてたんかーい!と突っ込みを入れてしまった。

おじさんは香水屋さんで、このにおいはどう?これ好き?などと色々と試させてくる。
もはや嗅ぎすぎて何のにおいがいいのかまひってきたので、一番さわやかだったレモングラスの一番小さいサイズを値切りに値切って200円位で購入。
メディナはこんな小道。
割と狭くて雑多でした。

そのあと、メディナの迷路に疲れ、でもまだ昼過ぎだったので、近くでなんかないかと地球の歩き方に乗っていた動物園へ行ってみることに。
入場料50円!激安な動物園。
正直あまり覚えてないけど、意外と動物がたくさんいて楽しめた。

砂漠の国らしくラクダもいました。
この後の旅で野良ラクダにたくさん出会うのですが、この時はラクダ~とすごくうれしくなったな。

さて、ここでもチュニジアらしい出来事が。
飼育員のおじさん2人組がライオンの飼育小屋を見せてやるから来なよ~と。
これまた胡散臭いけど、まいっかとまた付いて行ってみる。
いちお私は警戒心強め(一緒に行った友達は警戒心弱め)なのですが、まだチュニジアの空気感がつかめないのでとりあえず付いて行こうかと。

おじさんたちは裏にある飼育小屋の中に連れて行ってくれてライオンとトラの檻小屋の前で写真を撮ってくれた。
ただ、近すぎるし、ライオンは吠えるしで、もはやライオンにかまれるんじゃないかとビビってキャーキャーいいながら大騒ぎ。

そして檻小屋から出ると、案の定おじさんたちがお金を請求してくる。
まぁ楽しかったしいいかと100円位を渡すともう一人のおじさんがそれはこいつの分、俺の分もよこせと言ってくる。
ただ、チュニジアに来たばかりで小銭が全然なかったので、もうお金はないと言い張り、しつこいおじさんをあとにして去る。

ちなみにチュニジアの動物園は全体的にゆるくて、檻はあるものの動物に触ったりができる感じでした。


動物園を見た後は街の中やおみやげ物屋やスーパーを散策し、現地の人しかいない大衆食堂でチュニジア料理を食べ(ブリックという卵料理がおいしすぎた!けど写真がない)1日目から満喫。

ここまで書いて1日の出来事だけで結構長くなることに気付きました。。。
チュニジア2週間の旅を3回くらいに分けて書こうと思ったのですが、1日のことで1回使うとなるとなんか結構な回数になりそう。
それだけ思い入れのある旅だということもあるのですが、これからも不定期にアップしますので見ていただけたら幸いです。

tsuitachi 大庭

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