2020/05/02 16:18

チュニジア2日目はチュニスから列車で30分のシティ・ブ・サイドというチュニジアでたぶん一番有名な観光地へ。

白い壁に青い扉の街は、なんかいろんな国にこんな風景あるよなぁと思いつつキレイな街並みの散歩が好きなので。


チュニスから列車に乗るが、列車の窓や扉にガラスはハマっていなくて、身を乗り出したら落ちてしまいそうで少しビビる。

通り過ぎる駅もなかなかのどかで、木が生えていたり、草がぼうぼうだったり。


列車に揺られること15分。

突然電車からみんな降りていく、よくわからないまま私達も降ろされる。

ん、この列車、この行先間違ってないはずなのに、、、?

よくわからないまま駅の横にあるバスにみんな吸い込まれていく、もちろん私達ももれなく吸い込まれていく。


多少不安はあったけど、シティ・ブ・サイドに行きそうな欧米人もいたので、なんとなくこの人たちがいるし大丈夫かなぁと。

そのままバスに乗ること20分、無事にシティ・ブ・サイドに到着。

電車の振替でバスというのは、この数年後にオランダでも何度か出会うことになる、わりと普通にあることみたい。

着いた場所から少し歩くと、さっそく白い壁に青の街並みが現れる。

天気が良すぎて白がまぶしい。

ヨーロッパ人がバケーションで来る国だけあって、観光客はほぼアラブ系と欧米系。

チュニジアいちの観光地だし、ゴールデンなウィークだけどアジア人は皆無。

唯一一人だけ、中国系の女の子を見たくらいかな。


お土産屋さんも売っているものがカラフルな陶器や石製のものなどが多い。


青がウソみたいに鮮やかで、きれいに塗られている。

さすが観光地だけあって、ちゃんとしている。

ついてまず向かったのは、世界最古のカフェと言われるカフェ・デ・ナットというお店。

世界最古の○○ってよく聞く気がするので、どこが本当に世界最古かはよくわからいですが。。


店内はアラビアンな空気感が漂っていた。

靴を脱いで絨毯の上に座るスタイルです。

メニューは松の実入りのミントティーいったく。


上に浮いているのが松の実。

食感があっておいしい、、、が、、、このミントティー砂糖が大量に投入されていて甘い。

普段コーヒーも紅茶もノンシュガー派には甘さが過ぎる。

ミントティーと言うか甘すぎの液体は結局半分しか飲めずでした。

まぁここは雰囲気を楽しむ場所なのかな、カフェだしね。


カフェを出ると観光客が増えていた。

せっかくなので、もう1軒、このまちで有名な海が見えるカフェに向かうことに。

ちなみにこのチュニジアに行った2014年、携帯はスマホだけど、まだチュニジアではそんなにwifiが発達していなくて、基本的には情報は地球の歩き方(チュニジアのガイドはこれしかなかった)とその場で人に聞いたりなどで入手しています。

なのでカフェの場所も地球の歩き方片手に探します。

自称地図が読める女ですが(同行した子は地図読むのが苦手)入り組んだ道やヒントの少ない地図になかなか苦戦。




人のいない道、住宅地の道の何げない風景が好きなので、気付いたら知らない道に迷いこむ、いやわざと向かっていくこともある。

観光街だけでなく、人の住むエリアもちゃんと白と青。

所々に合わさる自然が華やかさを足してくれる。



そして気付いたらカフェではなく海に到着。

海辺は岩場になっていて、それが500mくらい続いていた。

みんな思い思いの場所でくつろいだり語らったり、わたしは無類の岩歩き好きなので、ひょいひょいと岩場を飛び歩く。

アジア人が珍しいからか、途中色んな人に声をかけられる。

ただ、大きな岩が多く、滑ったりぶつかったりもあり、岩場の終わりに着くころには私も友人も足にあざができただろうなぁという状態に。

海は透き通ってキレイというわけではないけど、空に負けないくらい青くて、きらきらまぶしかった。

海にはクルーザーやヨットなどが停まっていて、別荘のような家も多く、セレブの遊びも盛んそう。



そして海から階段を汗だくになりながら登り、カフェ・シディ・シャバーンというカフェへ。

汗だくになって飲むフレッシュオレンジジュースは格別でした。

そしてこの日からフレッシュオレンジジュースにはまって、毎日のように飲んでいました。

そして、このカフェ、しれっと謎の甘いお菓子を置いてきます。

たのんだ覚えがないのでてっきりサービスかと思って食べたら、あとでちゃんとその分の価格も請求されました。

そーゆー手法か!と思った時には時すでに遅し。

ちなみにお菓子は甘すぎてイマイチでした。


そしてまた散歩を再開。

人懐っこいねこと戯れたり。



そして観光地らしく土産物屋さんもたくさん。

あたりまえですが、最初は価格をふっかけられます。

何軒かめぐって、値切っていくといくらが相場かが大体わかってくる。

石のコースターや木の小物などを買ったのだけど、なんだかノリのよい店主が多く、買うたびに店主と肩を組んで写真を撮っていた。

だからか、チュニジア旅の写真フォルダーは謎のおじさんやお兄さんと仲良さげに映る写真が多い。


あと、わたしは買わなかったけど、友達がこの辺の名産の鳥かごを買っていた。

小さめのものを買っていたけど、なかなかかさばって大変そうだったなぁ。


ちなみに帰りの電車のドアは開きっぱなしだった。

少年が誰も落ちないようにか押さえてくれていた。

そんなチュニジア2日目でした。

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