2020/05/12 17:41

はたして誰か読んでいるのかはわからないですが、チュニジア旅その3です。

1日を1記事にしていたら、当分チュニジアが終わらない気がするので、そろそろ2日を凝縮して1記事にしたいなぁと思いつつ、長くなるのでなかなかまとめられない。。。難しい。


3日目は移動から長距離列車に乗って2時間南下して、スースと言う街へ。
スースは特に特徴がある街でもないけど、そのあとに行く街への中継地点なので立ち寄り。
スーツケースは確か駅に預けて、1日フラフラ散策して、夜行列車で次の街トズールへ向かう予定。

メディナ(旧市街)を散策し、おみやげ物屋さんをのぞいたり。
スースのメディナは割と日常の風景と言うか、観光地っぽいおみやげ物屋もあるけど、生活感のあるお店も多い。
おみやげ物屋で小さなラグを購入、相変わらずおみやげ物屋の店主は陽気で肩を抱かれた2ショット写真が残っていた。

せっかくなのでモスクをのぞいてみたかったが、お祈りの時間だったので入れず。
代わりに近くにあるリバトと言う見張り塔へ。

いちおメジャーな場所なんだけど、全然人がいなくて貸し切り状態。


白とベージュの作りだす風景は、地味なんだけど、なんだかすごく惹かれて、30分くらいぼーっと眺めていた。
決して美しいという街並みでもないし、清潔感もないし雑多なんだけど、その素朴さがいいのかな。

よく見るとアンテナが大量。
みな同じ方向を向いている。


お祈りが終わったらモスクから大量の人が出てきた。
ちなみに男の人しか入れないらしい。

生活感があります。

そのまま少し小高い丘にある博物館へ。
ちなみに博物館はあらかじめお金を払えば撮影可能です。


これは昔のお風呂だったそう。
モザイクタイルが美しくて眺めていたら、博物館の学芸員的なおじさんが話しかけてきた。
このお風呂のことを簡単に説明してくれて、そのあとに、この縁に座って写真撮ってあげるよと。
いや、ふちに座るって、これ展示品だけどいいのか・・・と思い聞いてみると、問題ないと。
なぜか展示品のふちに腰掛けた写真を撮っていただきました。
ちなみにこのおじさんは普通に親切な学芸員さんだったのでお金などは請求されなかったです。

写真撮影可能なのはいいけど、全体的に薄暗い博物館だったのであまりきれいには撮れずでした。
そしてここも人が全然いなくて貸し切り状態でした。


博物館の屋上にはカラフルな花が咲いていて、なんだか街も展示品も地味な色だったので、より鮮やかに感じました。

そのあとは海辺へ。
アイスを食べながら散歩。
チュニジアのアイスはダブルで100円しないのでよく食べていました。
風が強く波も強く、アイスで少し冷えながら、浜辺に座っておしゃべりしたり、夕日を眺めたり。

夜行電車の出発が11時頃なので、それまで駅の近くのレストランでご飯を食べてのんびり。

そのあとは念のため早めに駅で夜行列車を待つ。
結構多くの人が夜行列車を待っていた。
いちおチュニジアだし、値段もそんなに変わんなかったので1等車のチケットを購入していた。
けど、よくみたらチケットには席の番号などの表記はなくうっすら不安が。

もちろん夜行列車を待っている人は現地の方のみ。
アジア人はおろか欧米人もいない。
近くにいた現地の子供がかわいくてハローと話しかけるももちろん伝わらず。
そうしていたらそばにいたおばちゃんが簡単なアラビア語を教えてくれた。
今となってはもう忘れてしまったが、私たちの発音が悪かったからか一生懸命教えてくれて、それがすごく楽しかったし、電車が遅れていて不安になっていたけど、その不安も払しょくしてくれた。

電車は30分くらい遅れてきて、しかもホームのない線路に止まった、、、
よくわからないけど、おばちゃんたちに走って急いだほうがいいというようなことを言われ、急いで電車へ。
何が1等車なのかわからないし指定席なんてなく、とりあえずボックス席を陣取りほっと一安心。
そのあと列車は超満員に。
もはや1等か2等かなんて関係ないような状態に。
8時間くらい乗るので、とりあえず席を確保できてよかった。

そのあとはしゃべったり、ウトウトしたり、でもやはり警戒心もあるので爆睡はできず。


朝の5時、突然電車内の電気が消えて停車。
荒野のまっただ中で停車。
社内放送も特になく、なにごとかさっぱりわからない。
まぁ放送があってもわからないだろうけど。
外に出ている人もいるし、なんだか動く気配が全くない。

そしてここで大問題が。

・・・トイレに行きたい。

列車にはいちおトイレが付いているが、見に行ってみたら、もはや汚すぎだし鍵も壊れているし、ハードルが高すぎる。
でも列車もいつ動き出すかわからない。

汚いトイレNGな友達は我慢を決め込み、わたしはとりあえずギリギリまで考えようと。

外では男性が荒野に向かって用を足している。
それすらうらやましく男性だったらよかったのにと思ってしまう。


空はどんどん明るくなっていき、2時間ほど待ってやっと電車は動き出す。
やったー!と思いつつ、今度は電車の揺れが体に響き苦しくなる。
もはや何も考えられない、限界直前に目的地のトズールに到着。

そのままホテルに直行して、チェックインもせずに、とりあえずトイレへ。

人生で一番トイレを我慢したのはこの時だろうし、これ以上我慢することはないだろうという位我慢した。


ちなみに海外で状況は色々ですがトイレ問題はよくあります。

そんなこんなで3日目(4日目の朝ですが)が終わり、次に続きます。

メールマガジンを受け取る

新商品やキャンペーンなどの最新情報をお届けいたします。