2020/05/20 21:50

チュニジアの旅4日目。


夜行列車でたどり着いたトズールという街は、チュニジアの砂漠地帯の入り口のような街。
今までいた街とはガラッと変わり、大きな建物はなく、基本的に砂色の街。


ちなみにホテルは地球の歩き方で見つけたところはつぶれていて、エクスペディアなどでも立地的にいい場所はなく、かろうじて検索して見つけたところに直接メールして予約しました。

ホテルには入ることはなかったけどプールがあって涼しげですが、さすが砂漠の近く、一気に日差しが強くなって暑い。

朝の9時前に着いたので、散歩がてら街で朝食探し。

30cmくらいのフランスパンにチョリソーとポテトとオリーブがギュッと詰まった巨大サンドイッチ。
100いくらだったかな位の安さ。
ただ朝から一人1つ食べるのはなかなかヘビーだった。まぁ食べきったけどね。
よく考えたらパンにイモを挟むって炭水化物に炭水化物じゃん!

そのあとはメディナ(旧市街)を散歩。
トズールのメディナは割と住宅地でおみやげ物屋などはちらほら。

数少ないお店で今でも部屋に飾っているシルバーのガゼルの置物を購入。
ここでもノリのいいお兄さんと密着写真。
もはや買った店の人と写真を撮るのは恒例行事です。
もちろん全て向こうが撮って~と言ってきて撮っています。

そのあとはメディナの奥に1件だけポツンとあったかご編みおじさんのお店を発見。

職人なおじさんは黙々とかごを編みつつ、かごを見せてくれた。
もちろん言葉は通じないけど、おじさんの腕は確かで、街中のおみやげ物屋さんで売っているかごに比べて丁寧だしデザインもおもしろいものが多い。
小さなかごたち、なぞの旗などを購入。
友達は大き目のかごバッグを買っていたが、彼女は既に鳥かごも買っていて、それもかごバッグもトランクには入らず苦労して運んでいた。
そして数日後に持ち歩きすぎてかごバックの取っ手が取れて心が折れそうになっていた。。。


メディナの道、日陰少なめで暑い。
そして人が少ない。

おみやげ物街にはたくさんのラグが売っていた。
友達が気に入ったラグを悩んでいて、お店のおじさんたちに値段交渉。
いつも通り最初はふっかけられるし、もういろいろ見てきて相場は大体わかっている。
おじさんのお店は絵ハガキも売っていて、毎回旅先から家族にはがきを送るのが恒例行事なので、ハガキを買おうかと。

ラグを値切って、わたしも友達も数枚ずつのハガキを購入しようとしたら、おじさんがハガキは出すのか?と聞いてきたので、2人も1枚ずつ日本出すと伝えると、切手も売ってるから買うべしと言われた。
切手を買おうとしたら、明らかに切手に書いてある数字の額よりも高い額を請求してきた。
わたし、無駄に数字の記憶力がよくて、地球の歩き方で見ていた国際郵便のハガキの価格を覚えていたので、明らかにぼったくろうとしていることが見えてきた。
もちろんそのことをおじさんに伝えるが、おじさんは聞く耳持たず。
ここで負けるのはしゃくなので、切手はいらないハガキだけでいいというと、今度はハガキの価格を値上げしてきた。
いやいや、ハガキの価格は店頭に書いてあるじゃん、それしか払わないよ!と言うと、こいつからはぼったくれないと思われたのかおじさんが引き下がる。
やな予感がするのでぴったりのお金を渡して足早にお店を去る。


おもしろい壁の家があったり。

その後フラフラ散歩して、カフェで休憩していたら、この旅で初めての日本人に遭遇。
話しかけてきた一人旅のお姉さんは私たちより少し年上で、パワフルでおしゃべり。
せっかく会ったんだし、一緒に晩ごはんを食べる約束をしてお別れ。

そのあとはカレーシュという馬車に乗ってナツメヤシの森を散策。
お兄さんは言葉はもちろん通じないけど、ナツメヤシの木とバナナの木がどれかということ、ここがフォトスポットみたいな場所を教えてくれた。
ナツメヤシの実、デーツはチュニジアの名産品で、栄養価が高くて日本でも最近人気。


ちなみにブログを毎回見てくれている人は気付いていると思いますが、チュニジアはひたすら晴れです。
雲ひとつない青空とはこのことか、というくらいの青空でした。

小一時間くらいかけて散策をして、そのあとは夕日スポットらしい場所まで散歩。

これが夕日スポット。
この顔のオブジェ的なものの上に登って夕暮れを待つ。


小高い丘位の高さなので、割とあっさり登れた。
ここでも珍しいアジア人は、少年やお姉さんや色んな人にからまれる。
写真を撮ってと頼まれてると思ったら、一緒に映ってあなたたちと撮りたいといわれたり、ティーンであろう少年たちにしつこいくらいにからまれて謎にたくさん写真撮られたり手を握られたり。
でもみんな夕陽を見に来たわけではないのか、夕暮れ前にはいなくなっていた。

静かに夕暮れを見ながら、わたしたちに興味津津の少年に、地球の歩き方に載っているアラビア語で話しかけてみた。
通じてるような通じないような、質問に少年が答えてくれても、その答えが訳せないというちぐはぐな会話を楽しんだ。
少年の後ろからお父さんの熱い視線を感じながら。

撮影用のらくだ。
小銭を払って乗って写真を撮ってもらった。
ラクダの背中は思いのほか高くて不安定だった。

そして、そのあと街中のチュニジア料理屋で日本人のお姉さんとごはん。
何を話したか、もう覚えてないけど、楽しい夜だった気がします。

普段わたしも友達も人見知りだけど、知らない人とご飯を食べれちゃう、海外マジック。

ちなみに夜、ホテルの部屋で鼻血がでる。暑くてほてったのかな。

そして次の日からは、チュニジアに来たかったきっかけの場所へ。

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